この記事は描ききりで終わりではなく、観覧者様の意見も交えて完成を目的としております。
ご意見・ご感想は公式ラインでいただけると幸いでございます。
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環境として「許さない」という風潮がまん延している
まず前提として企業の場合、トップがパワハラ体質だと絶望的です。
思想は人から人へ伝播する性質がありますが、各人の関係性や環境によって伝播性が大きく変わるという性質もあります。
例として
尊敬する人からの言葉と嫌いな人の言葉では心への入り方が異なります。
これは無意識が誰の言葉を聞くかを選別している結果です。
また、自信の意見に自信があっても「周りの99人が異なる意見」を言っていると不安になるのが人情というものです。
これを逆手に取ったものが催眠商法やマルチビジネスの勧誘・セミナーなどです。
いずれも群衆心理を巧みに利用していますが、人を冷静な判断をできない状況にハメるという手口です。
そういった特殊な環境であれば、頭を冷やせる機会もありますが
毎日がそのような特殊な環境になると、気付けなくなってしまうのは現代の怖い話だと思いませんか?
個々人が不当な圧力に屈しないという認識
企業が優良で、どれだけパワハラを防ぐ手立てを講じても
人間関係がブラックボックス化してしまうと対策が取れなくなります。
そのためまずは個人として不当な圧力を拒否するという認識を持つ必要があります。
人は100の力で圧力を加えられると、闘争か逃走を選択できますが、徐々に1ずつ加えられると「気づいた時には80でした」となり
最終的には100の圧力を与えられてることに気づいても(闘争か逃走を)選択できない、または、気づけない人がいます。
そのような人は強調性が高くいい人で、嫌なことがあっても我慢してしまう傾向があり
「拒否」という選択に他の人よりエネルギーが必要なのです。
ですが、究極のところ「自分を守れるのは自分自身」であり
最低限の自衛ができないと「パワハラという構造の1柱」になってしまい自身の首を絞めることになるので注意しましょう。
本サイトで推奨する最低限の自衛とはをご参考ください。
周りが不当な圧力を「許さない」という共通認識
あなたはパワハラ行為を見て嫌悪感を抱く人間でしょうか?
あなたは誰かに助けを求められたとき手を差し伸べたいと思う人間でしょうか?
そのような成熟した人格を持つ人が、組織の2割以上を占めればパワハラを許さない空気が出来上がります。
また、周りが助けの手を差し伸べようとしても困るケースとして「パワハラがあった」という事実の確認です。
パワハラは後ろめたさから密室的に行われる場合が多く、狡猾な人は外面が良かったりします。
当事者が第三者に証明できる準備があるのとないのでは、解決の可能性や時間が大きく変わってきます。
「生産性」や「建設的」という健全な目標を組織として共有できるか
会社は複数の人が協力しあって社会に機能を提供する1つの単位です。
組織として健全なビジョンを提示し、社内に浸透してこそ、社員の「建設的」で「生産性」の高いチームワークが生まれます。
「建設的」という視点を持つ人同士の議論は意義のあるものですが
足の引っ張り合いのような議論だと、時間の無駄どころか人間関係が悪くなりパワハラの温床となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
様々な企業があるとは思いますのでご意見・ご感想ございましたら公式LINEよりいただけると幸いです。